東北電力ねぶた愛好会
三国志演義「美髯公 関羽 参上」
作: 京野 和鴻
百八四年に起きた黄巾の乱を契機に漢の世は乱れ、董卓・呂布・曹操・袁紹ら群雄の攻防が行われた。
董卓軍の呂布は、戦いを挑む諸侯の武将たちを次々と討ち倒し、名馬 赤兎馬に跨り、更に攻め込んで行く。
反董卓軍が応戦するも、その勢いに歯が立たない中、呂布を大喝して加勢した張飛との打ち合いは、その後、幾度となく続くも一向に勝負はつかない。
そこでついに二人の前に現れたのが武将 関羽。
身の丈は九尺もあり、長く美しい立派な髯をたくわえ、重さ八十二斤の「冷豔鋸」という名の青龍偃月刀を操る戦国の美髯公 関羽 参上の場面を表したものです。
私たちも「関羽のように力強く、これからも東北の復興と発展に寄り添い続ける」という強い思いを込めて、記念すべき五十回目の出陣をいたします。