青森市PTA連合会
二天の守り
作: 柳谷 優碩
仏教では、世界(せかい)の中心には弥山(しゅみせん)がそびえ立ち東・西・南・北を、四天王(してんのう)が守護(しゅご)するという
四天王の怪力(かいりき)は、悪を制し、善を守るという意味であり、善はこの門を通ることができても、悪は決して通さないという意味でもあります
二天とは、四天王(してんのう)の内、二神を安置(あんち)する場合このように称(しょう)します
ねぶたは、増長天(ぞうちょうてん)と持国天(じこくてん)を、表現(ひょうげん)しました
増長天(ぞうちょうてん)は、南方を守護(しゅご)します、煩悩(ぼんのう)、障(さわ)りを祓(はら)い、我々の持つ潜在的(せんざいてき)な力を引き出し、運命好転(うんめいこうてん)を守護します
持国天(じこくてん)は東方を守り、国を支え持ち、大威徳(だいいとく)があるといわれています